宮崎大学医学部 放射線医学講座
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検査
治療

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神経放射線
神経放射線グループでは、中枢神経(脳・脊髄)、脊椎、頭頸部(眼窩、側頭骨、鼻腔・副鼻腔、咽喉頭、甲状腺など)および骨軟部組織の画像診断を担当しています。検査法としては、コンピュータ断層撮影(computed tomography: CT)、磁気共鳴画像(Magnetic resonance imaging: MRI)、血管造影などを施行しています。

MRIは優れた組織コントラストが得られ、早くから中枢神経画像診断の中心的役割を果たしてきました。近年は、高分解能の画像が得られるようになり、より詳細な評価が可能になっています。内耳の評価(画像1)や脳神経の評価も可能となっています。造影剤を用いることなく血管が描出可能なMR angiography (MRA) は、様々な病態において重要な検査となり、脳ドックでも広く行われています(画像2)。私たちも、比較的早期からMRAの基礎的・臨床的研究を行ってきました。近年普及しつつある、拡散強調画像*1、脳灌流画像*2についても研究・臨床応用を進めています。また、MRIは形態診断のみならず、脳機能の局在を検出することも可能です。例えば、手の運動をする場合に脳のどの部分が活動しているのかを、薬剤などを用いることなく知ることが出来ます(画像3)。この検査はfunctional MRI (fMRI) と呼ばれ、脳外科手術前のマッピングや、脳機能の基礎的研究に用いられています。MRIでは、脳の代謝産物を検出することが可能です。これはMR spectroscopy (MRS) と呼ばれ、脳腫瘍をはじめとする様々な疾患に応用が進んできています。

CTでは、一度に複数列(現在、4〜40列)の情報が収集できるマルチスライスCT(多検出器列CT)が急速に普及しています。検査時間の短縮とともに高分解能の画像を得ることが可能となり、様々な断面での観察や三次元的観察が容易となってきました(画像4)。血管を描出するCT angiography (CTA) の画像も飛躍的に改善されています。当院には4列と16列のマルチスライスCTがあり、様々な疾患に応用されています。
血管造影が画像診断において果たす役割は減少していますが、動脈瘤や動静脈奇形などに対する血管内治療が進歩してきています。当科でも、脳外科と協力してこの領域にも取り組んでいきたいと思っています。

我々が担当している分野でも、画像診断は日進月歩です。これらの最先端の医療を患者さん方に提供できるよう、研究を続けています。
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