Ⅱ. 不妊疾患の発症機序の解明

3)受精に関する研究

 受精は精子が卵子周囲の障壁(透明帯)を越えて卵子の細胞膜と融合する過程です。そして精子の先体はこの障壁を越えるために必須の構造です。私たちはこの過程に関与する分子を探索・同定し、その機能を明らかにするために精子先体内部特異的タンパク抗原に対するモノクローナル抗体を作製して、先体内部分子の役割を解析して来ました。これまで先体内部の加水分解酵素の研究に焦点が当てられてきましたが、私たちの研究により、先体のサブドメイン構造を形成している、酵素の働きを持たない分子も受精に重要な働きを持つことが明らかになってきました。



1)始原生殖細胞の移動と分化に関する研究
2)精子形成(発生)に関する研究

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